今回は、ミネラルとしての亜鉛の特徴、生体内での機能、含有食品、欠乏による影響、過剰摂取による影響をまとめていこうと思います。
1 ミネラルとしての亜鉛の特徴
味覚を正常に保つのに働き、皮膚や粘膜の健康を助けるミネラルです。体中に約2g存在し、主に肝臓、骨、腎臓、筋肉に存在します。
2 生体内での機能
アミノ酸からタンパク質の再合成に関与していて、DNAの合成にも必要となります。また味覚を感じる味蕾(みらい)細胞や免疫反応に関与しています。
3 主な含有食品
かき(養殖)やパルメザンチーズ、抹茶や豚の肝臓などに多く含まれています。
(パルメザンチーズ)
4 1日の食事摂取推奨量
15歳から69歳までの推奨量が10mg〜11mgとなっています。
5 亜鉛の欠乏による影響
味覚障害や免疫力の低下、脱毛、性腺機能不全、皮膚炎、発育障害を引き起こすと言われています。
6 亜鉛の過剰摂取による影響
吐き気、嘔吐、消化器官障害、立ちくらみ
、歩きにくくなる(神経障害)などが引き起こされます。
他にも人間の体には、複数のミネラルが働いています。興味があれば調べてみて下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございました